エル・グレコ 《受胎告知》 1590頃-1603年 大原美術館所蔵

エル・グレコ 《受胎告知》 1590頃-1603年 大原美術館所蔵

先日、大阪 中之島にある香雪美術館にて

"大原美術館所蔵 名画への旅 虎次郎の夢" 展があり行って参りました。

岡山 倉敷にある大原美術館には何度か行ったことがありますが、大阪でまた様々な至高の名作を見ることができとても良い時間でした。

最近は海外の美術館のように写真の撮影ができる展覧会も多くなってきており嬉しい限りです。

インターネットでも絵を見ることが出来ますが、この目で実際に見る方がその絵の持つ雰囲気や色、タッチなどを存分に楽しめます。

この絵はご存知の方も多いと思いますが、聖書の有名な箇所である聖母マリアのもとに大天使ガブリエルが訪れ受胎告知を行い、イエス様を身ごもることを告げる場面を描いております。

この絵では左側にマリア様が描かれています。

マリア様の頭の上には薄っすらと12の星の冠が描かれています。12使徒の上にたてられた教会の母であることを表すとも言われています。

右手を挙げているのは受胎告知を受け入れているポーズと言われています。

他の受胎告知の絵画でもマリア様は青いマントを着用し聖書を読んでいる場面が描かれているようです。

 

大天使ガブリエルとマリア様の間に鳩が描かれています。鳩は聖霊降臨の意味があります。

白百合は純潔を表しています。

大天使ガブリエルの右手は正に受胎告知を表しているように思います。

絵の右下にはバスケットや布、ハサミが描かれております。右側には植物が入った花瓶?でしょうか、とても立体的に描かれており目を惹きました。

2025年夏にスペイン プラド美術館から招かれた修復家により修復がされたばかりとのことです。

 

素晴らしい構図で迫力があります。見る度にはっとさせられるそんな絵です。

日本でも見ることができるのは本当にありがたいことです。

今回は写真を撮ったり細部までじっくりと見ることができ良かったです。

この絵の他にも沢山の素晴らしい絵を見ることが出来ました。

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