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コムラン(COMMELIN)について

パリ

コムランのジュエリー制作工房は、パリ・マレ地区の中心に位置し、歴史建造物に指定された19世紀の建物の中にあります。

テオドール&フィリップ・コムラン

19世紀、ナポレオン3世の第2帝政時代に、ささやかな宝飾品細工師テオドール・コムランが、パリの中心にジュエリー制作工房を構えました。
そして20世紀のはじめ、七宝をこよなく愛する孫のフィリップ・コムランが中世のガラス師から代々伝えられてきたノウハウをジュエリーに応用することに成功しました。これが、ステンドグラスジュエリーの発明です。ミニチュア・ファンでもあったフィリップ・コムランは、幸運をもたらすジュエリーと言われているチャームの制作をはじめます。

20世紀の後半には、この貴重なノウハウの継承者であるマリーシモーヌ・プーミィが、このファミリー事業を国際レベルまで発展させ、コムランは最初に日本に輸出したフランスジュエリーメーカーの中に数えられていました。その名はアジアだけでなく、アメリカにも広く浸透しており、ニューヨークのメトロポリタン・ミュージアムで高く評価されています。

アトリエ

しかし、2002年12月、コムラン社を引き継いだフィリップ・コムランの孫娘、ベランジェール・ウォルフが早世してしまい、コムランの将来が危ぶまれました。
そこで、コムラン家のいとこの一人であるイザベル・ラトゥールが、幼友達のクレール・ド・ポールー・マサの助けを借り、後継者となる決心をしました。こうして、イザベルとクレールの二人三脚でフィリップ・コムランが開発した技術を現代のデザインに適応させることになったのです。

コムランのジュエリーはフランスのほとんどの有名ジュエリーショップで取り扱っています。
同様に、パリ貨幣博物館、パリのノートルダム大聖堂や中世博物館、サント・シャペル礼拝堂をはじめ、シャルトルのノートル・ダム大聖堂、ロワール川のシャンポール城、モン・サン・ミッシェルの修道院、巡礼地ルルドなど、フランスの主な美術館・博物館や観光名所のブティックでコムランジュエリーを取り揃えています。

» 品質保証ラベル

コムランはフランスの「生きた文化遺産企業」の品質保証ラベルを受けています。
2006年11月17日、コムランはその独自のノウハウに対して、中小企業・商業・手工業担当大臣から「生きた文化遺産企業」の品質保証ラベルを授与されました。コムランは同ラベルを受けた最初の企業の1つです。コムランは2016年にArthus-Bertrand Groupとなっています。

「生きた文化遺産企業」証書

また、2008年5月、コムランはフランスジュエリーメーカーの品質保証ラベルも得ました。これはジュエリーの真正さとそのトレーサビリティ(追跡可能性)を保証するだけでなく、フランスの高級品産業と切り離せない倫理観を推進させる役目もある「製造憲章」を遵守したフランスのメーカーに限って与えられるものです。

» ステンドグラスジュエリー(エナメル七宝)ができるまで

コムラン(COMMELIN)のステンドグラスジュエリーは、1つひとつ職人の手によって手作りでつくられています。

エナメルのもと

フランス国内にある教会のステンドグラス窓をもとにデザインされた枠に、丹念にエナメルがけの作業が施されます。18金の台に色づけしたガラス材(エナメル)を溶融固定させる技術です。

エナメル作業

この作業のあと、約1000度の窯で焼かれます。透明度を得たエナメルは、光の強さによってその色を七変化させます。まったくのハンドメイドなので、同じデザインでも色やサイズが少しずつ異なります。

窯で焼く

» ステンドグラスジュエリーのペンダントとピアス

御メダイの専門店では、コムランのステンドグラスジュエリーの中でペンダントトップとピアスを取り扱っています。どれも有名な教会のステンドグラス窓をもとにデザインされた、色鮮やかなすてきなK18ジュエリーです。


IJTにてイザベルさんと
(2009年1月の東京国際宝飾展のブースにてイザベル・ラトゥールさんと)